ゴルフ好きにはたまらない、マスターズ。そしてオーガスタナショナル。

2017年はメジャー74試合目にして未だ優勝が無いスペインのガルシアが優勝しました。

テレビで見ていても手に汗握る、興奮とため息の連続。
やっている本人たちはと考えるともう信じられないの一言です。

ガルシアはメジャーになると終盤にかけてダメになるというジンクスが
あったそうです。

今回も、8番でジャスティンローズがバーディーをとったところから
ガルシアの表情が不安にまみれた様子になりました。

10.11番と16.17番のパッティング見ましたでしょうか?
中島常幸さんの解説をもってしても、
『このパッティングでメジャーが勝てるの?』
という程のパッティングへの自信の無さ、全く打ててないという。

16番のスーパーショットの後のバーディーパットは
素人がよくやるような、なでるようなパッティング。
ヘッドの動きと転がりのイメージが全くあっていないという。

17番のファーストパットは
インに引いておもっきりフェースもフォローで被るという、
見ていてもトッププロ??
と思うようなパッティングでした。

胸が痛くなるような思いでした。今、相当しんどい状況だろうなと。
あのようになるのですね、想像を絶する試合の何ともいえない雰囲気だと。

それに引き替え、ショットは自信満々で素晴らしいショットの連続でした。

13番パー5で強引にティーショットをショートカットを狙っていったもの以外、
それ以降のショットは究極の完璧なショットばっかりだったと思います。
超一流のショットでした。

そして、運が味方していたとも感じます。

打てないパットでは、下りラインにつく事が多く、上りはストレートラインが多かった。
下りはヘロヘロでもラインに乗れば入りますし、
パターの形状がフェースバランスで
ヘッドの重みと直進性で球が転がってくれる。

手が動かなくても入る可能性が高まるパットを使用していたとも言えます。

でも、実はガルシアは、4日間通じて3パットは一回もなかったようなのですね。それで-9。

松山秀樹が7回も3パットして-1でフィニッシュしてる事を考えると、
ショットは本当に超一流だと言えますよね。

しかしながら、自分レベルの競技でも展開によっては緊張して震えるようなことや
心理的にきつい状況になる事もあるし、
その展開にすら持ち込めずに悪いスコアをたたいてしまう事もある。

アマチュアゴルファーにおいても
そういった緊張感を楽しめるようなところにチャレンジしていく事も
ゴルフの魅力が増す事にもなりますし、

人の事をどうこう言うよりも、日頃から自分のゴルフを向上させるために
ショットもですが、自分に合うパッティングを磨いていく事も
とても大事だと思います(^^)