ゴルフ人口が減ってきていると言われて久しいですが、
ゴルフというスポーツの可能性、ポテンシャルはもっと大きいと思っています。
ゴルフ人口や、ゴルフのプレー頻度が増えていく可能性をレッスンの立場から考えていきたいと思います。
ゴルフを始めるきっかけは、周囲の人がやってて誘われた。
仲間同士でやってみようとなった。
というケースがほとんどだと思います。
ゴルフにハマった人がいて、自分にとって大切な仲間と一緒にプレーして楽しみたいと
誘う事は、とても自然な事だからです。
会社という組織の中でどうしても必要になって始める、
という方も勿論おられると思います。
さて、きっかけが出来た後、
練習場に連れてこられて少し上手い人にあれやこれや教わる、
とりあえず打ってみて当てるように試行錯誤。
力を入れない方がいいとか、ボールをよく見ようとか、
そういう事でスタートしていく。
その上手い人①がずっと面倒を見ようとする場合と、
レッスン②でも受けてみたらという場合と、
自分で本や雑誌やyoutube③で調べて練習する場合、
このように分かれてくると思います。
ちなみに、教えてと言ってもないのに教えてくる人、
これは犯罪行為に等しいので論外です。本当に自分勝手な行為なのでやめてほしいし、
そういう人に出会ってしまった場合は気を付けてほしいです。
しかも他人だったりすると尚更大罪だと思います。
この①-③の教える人達が何を教えるか、それがその人のゴルフライフに大きく
影響を与えていくのです。
この事を簡単に考えてはいけません。
そこで球を打つという行為を初心者の方が形成してしまうのです。
そこで身体の事を考えたりして、
良くない当て方を覚えてしまうと、ずっとその当て方で
ゴルフを練習してしまい、エラーの上乗せとなり、
いつかその理にかなっていない取り繕いのスイングでの、限界がきます。
ここでレッスンに来られる方は、
レッスンを提供する人のスキルや人間性によって再生していく可能性があります。
しかし、一方でこんなに練習してるのに、上手くならない、、、おもしろくない。ゴルフは不条理だ。
といって頻度が下がったり、興味が薄れて離れていってしまうケースもあるのです。
身近な人に伝える人も、レッスンを提供する人も、
雑誌や本やyoutubeで発信する人も、
それを受ける人のゴルフライフに対して大なり小なり責任が伴うと思うのです。
勿論、金銭的な部分が発生する段階ほどその責任は大きいです。
そういった事から考えると、レッスンを提供するレッスンプロ、ゴルフインストラクター、
ゴルフコーチは、自分たちの日頃の活動がゴルファーを増やすか減らすかに
大きく関与しているという自覚を持って臨むべきだと考えています。
ゴルファーみんな上手くなりたいと思っているのに、
習いにいく人は少ない、
この現状をレッスン従事者は真摯に受け止めておく必要があると思っています。