シャフトの基本的な選び方

シャフトとはゴルフクラブの握り部分であるグリップと、ボールを打つ先端部分ヘッドの中間にある、長い棒部分を指します。素材、硬さ、トルク、重量、バランス、長さ、調子などの要素があり、飛距離のウッド、プレーのアイアン、グリーンのパターに合わせてカスタマイズされる方も少なくありません。

こちらでは、シャフトの基本的な選び方についてご説明致します。

重さ

ゴルフでは振り切れる範囲内で、重いクラブを使うのが鉄則です。そのためゴルフスクールなどで軽いクラブと重いクラブを打ち分けて、自分に合ったゴルフクラブの適正重量を知ることが大切です。クラブを降った時のヘッドの速さをヘッドスピードといいます。

このヘッドスピードが38m/s以下ならシャフト重量が40g台で、装重量275g前後が目安です。40m/s以下ならシャフト重量が50g台で装重量300g前後となります。また、48m/s以下ならシャフト重量が70g台で総重量が325g前後を使ってみましょう。

硬さ(フレックス)

ヘッドスピードが遅いなら柔らかいシャフト、平均的ならレギュラーシャフト、速いなら硬めのシャフトを使うのが一般的です。そのためメーカーはシャフトの剛性の目安として、フレックス表示がなされています。

しかし、統一基準ではないので、気になる方は計測器を使い、振動数(手元側の硬さ)とセンターフレックス(中間部の曲がり剛性)から、自分にあったものを見つけてください。
特に初心者や女性は、ゴルフスクールの講師やショップの店長に相談してみることをおすすめします。

ねじれ(トルク)

トルクの数値が大きいとねじれ易く、小さいとねじれ難くなります。トルクは自動車のハンドルによく例えられます。
トルクが小さい場合は、ハンドルをちょっと動かしただけで動きが伝わるレーシングカーです。
トルクが大きい場合は、ハンドルに遊びがありゆっくりと動きが伝わる乗用車です。トルクに関しては様々な見方がありますので、考慮する際は専門家に意見を聞いてみましょう。

種類(調子)

シャフトには先端が柔らかい先調子、手元が柔らかい元調子、先端も手元も硬い中調子、先端と手元が柔らかいダブルキックの4種類に分けられます。そして選ぶ際にはゴルフクラブをスイングした時に、一番上に来る位置(トップ)でシャフトのしなり具合(タメの強さ)が、シャフトの種類を決める要素になります。
タメが強い方は先調子、タメが無い方は元調子、ある程度タメがあり安定感を重視する方は中調子、タメが無くて飛距離が出ない方はダブルキックが向いています。

YOU GOLF SCHOOLは大阪府枚方市を中心に、ゴルフスクールを行っています。交通アクセスには京阪本線の樟葉駅や牧野駅を利用すると便利です。女性や初心者に最適のシャフトの選び方や、コースレッスンも行っています。お気軽にご参加ください。