日替わりゴルフ、なんてよく言いますよね。
実際のコースでどんな事が変わるからスコアが変動するのか、
日替わりゴルフの理由を分解すると、、、
当たり前といえばそうですが、コースの難易度や気温や時間や天候が違うという事や、同伴者が気心知れてるとか、上司だから気を遣うとか、そういう外的要因、
そして自分自身の技術の成熟度、身体の調子、精神状態といった内的要因に分けられます。
それらの色々な変動する要素に対応して結果を出せるように心や体や技術を磨く、という事になります。
自分の日常がゴルフに現れる
外的な要因に対応する技術は、下調べやスケジュールであるとかの事前準備、日頃からの他人との関係性、コミュニケーション、自分のプレーとそれ以外を切り離すスキル、感情のコントロール、体調のコントロール、といった事がありますね。
要するにコントロールできる事は頑張るけど、どうしようもないことに惑わされないようにする。
そのためには準備や心がまえが大事です。
目に見えにくいことなので目を向けない人が殆どですが、実際には、そういう事の方が結構大事だったりします。
準備が得意な人、苦手な人、人の態度にいちいち反応してしまう人、天候に左右されやすい人、
結局日常の自分がゴルフにでるんですね。
良くない練習パターン
では、内的要因のうち、自分の感情のコントロールや心理面は別でお話するとして、
スイング技術という点にしぼって考えた時に、、
その再現性であるとか、コントロールする能力はどうやって養うかという事が中々に難しいと感じている方が多いと思います。
よくあるのは、人から聞いたり雑誌やYoutubeを見てその都度こういう意識を実践したらうまくいった、これが足りてないからうまくいかないのか、今日はこれをやってみようと、それこそやる事を日替わりにしてしまう人、
ほかには、どうせ日替わりだからと諦めて練習すらしようとしない人、
もしくはただただ、身体を動かすだけのひたすらフルスイングを練習する人、
色々なパターンがあると思います。当てはまる事ありませんか?
上手くなる人に共通しているのは
地味だけど基礎を積み重ねている人、クラブの重みを感じてアプローチからコツコツ練習する人、だったりします。
特に、この道具を使うスポーツにおいて、自分の身体や腕が振りたいように力づくで振っている人は一生日替わりゴルフ、現場慣れによってスコアの作り方だけが少しずつよくなっていく、という所に落ち着いてしまうと思います。
自分の状態や体調は変わる、だけど、クラブの重さや形状は変わらない、
だったらクラブをガイドにして、クラブが動きやすいようにクラブがボールをとらえやすいように、自分の状態を合わせていく、整えていくということが、ゴルフの恒常的な成長にかかせないです。
ここから超重要★良い練習とは?
クラブに自分を合わせる、クラブを感じて振るという事は、どういう事か、
言葉で説明するのは難しいことですが、以下のような事を頼りに練習を進めて欲しいと思います。
- 直立して胸の前でクラブヘッドを上に、クラブを立てて握り、いろんな方向にクラブを倒したり回したりしてグリップしている手に感じる圧力の変化を感じる
- 前傾して、クラブの重さと腕の重さを振り子にして、能動的に動かさずに連続素振り
- 振り子のタイミングを感じて、トップで間を感じて自然に重みが落ちてくるのをグリップリードしながらボールにコンタクトさせるアプローチ
- 各番手で飛ばさないフルスイングでキャリーをコントロールする
- 片手で振ってみる
- 片足で立って振ってみる
- インパクト付近のボールをフェースで捉える感覚を小さなスイング、ゆっくりのスイングで感じる
色々ありますが、これらのことを練習中にやっている人を見かける事、少ないです。
レッスンでお伝えしてもやらない人が多いです。
『そんなの先生、ボール代もったいないじゃないですか!』なんて言う人も。
だから~(;^_^A
いい練習しなきゃ意味ないんです。いい練習が何かを本質的に理解して身体の感覚的に習得しないとうまくならないんです。
でも、中にはおられます。打ち放題の練習場でそればっかやってきました。とか、
この練習ばっかしとけばいいですか?という風にコメントいただく方。
ぞくぞく!!とします。この方、絶対うまくなる!
まとめ
- コントロールできる事、コントロールできない事を把握してコントロールできる事に意識を向ける
- ただ、ひたすら球を打つような練習してませんか?
- 練習にもお金がかかる以上、大事な事は何かを理解して、いい練習を積み重ねる。
- 大事な事とは、クラブが主役なのでクラブを感じる自分の状態を内観する
- 上記にあげた練習ドリルを本気で取組む