世の中には、ありとあらゆるメディアにゴルフの情報が溢れています。
誰でも一流のプロのレッスン情報などを入手することができるといえます。
では、その情報を入手して練習していくと、本当に上達できるのでしょうか。
器用な人や武井壮のように、自分の身体を思ったように動かせるスキルを持つ人は
それもある程度可能かもしれません。
ゴルフなんて簡単!本を読んでその通りやれば大丈夫。
そのように自分の能力を過信するところから、不幸が始まるといえます。
悪い癖をつけてしまって、後々取り除くのに余計に時間を要する、
という事になってしまいます。
スイングマニアのように、情報が頭の中にあふれかえっている人ほど、
『こうあるべき』という囚われの身になり、大事な事が全く実現されていないケースが大半です。
情報を持っているのに、上達しない理由は
この2つのポイントで説明できると思います。
1,『溢れている情報は、形に対しての情報が多く、感覚としての情報は少ないしあまり評価されない』
2,『自分が思っている事とやっている事には必ず相違がある』
私とて、実際に動画を撮ったり、フライトスコープやトラックマンの分析ツールを使うと
全くやろうと思っていたことと違う、という事があり、びっくりしたりします。
レッスンでは、
『思っている事とやっている事の差を埋める、その人独自の感覚を養っていく』
ためのアドバイスが大半になります。
アドバイスをしていく中で、その人自身が感覚として気付いた事が一番強固な信頼できるものなのです。
時には、私がお伝えした言葉の通りでないことも多いです。
やりとりの中でお客様ご自身がつかんだコツ、こそ価値があるのです。
レッスンの意味、レッスンの責任はますます増していくと感じています(^^)