先日のレッスンで、
アプローチにて、ヘッドの重みを感じる為のサポートを行いました。
そこで何度も何度もその感触を伝えているうちに、
お客様自身が発見されたようです。
お客様『ボールを打たなくていいんだー!!』
私『そうですね、もっと打ちたかったですよね?』
お客様『はい、ボールを打つものだと思ってましたもん』
そのお客様は喜びのあまり、そのことをメモに取っておられました。
これは素晴らしい事です。感じた事や喜びや感触をメモにしてより記憶にとどめる。
書いたものを見返すかどうかよりも、
書くくらいの感動をして、それをより深く記憶に刻んだ、という事に意味があります。
今までの『打つ』から、ゴルフの『打つ』に変わった瞬間でした。
お客様によって、『打つ』という感覚は様々です。
この『打つ』という行為をゴルフの『打つ』に導く事が、
僕の役割の大きな部分だと思っています。
人によっては、
ヘッドを早めに戻して当てようとする方もおられますし、(アーリーリリース)
手の力を加えていってリリースがうまくできてない、(ハンドファーストすぎる)
腕とヘッドをかちあげる
右手でフリップしてクラブが低く抜けたり、救い打ちになる
色々なケースがあります。
極めてナチュラルにリリースできたヘッドが飛ばしてくれる。
このインパクトに出会うと、スイングの6割はできたと言ってもいいです。
それが、本当のゴルフスイングへの出会いと言えると思っています。