ヘッドアップしたというのは、よくよく言われる事ですが、
それが何故起こっているのかという事は以外と述べられていない気がします。

ヘッドアップしたから球にうまく当たらなかった。という言う、直接の原因として
表現される事が多いです。

やはり、何故ヘッドアップしてしまうか、に目を向ける事が根本的な改善につながります。

ヘッドアップしたからうまく当たらなかったのではなく、
当たってないのに、当たった気になるからヘッドアップするのです。

別の言い方をすれば、ヘッドをリリースしてしまうから当たった気になるのです。

ヘッドを振ってしまうのが、

本来必要なタイミングより、早いという事です。
ボールを効率よく飛ばすためには、ヘッドの加速のタイミングが重要なわけですが、

基本的に飛距離が出ない人や軌道が作れない人の多くは、
ヘッドを振るのが早い=リリースが早い=打った気になるのが早い

の結果として『ヘッドアップした』となるわけですね。

ですから、ヘッドアップしないようにという事でも、
確かにリリースを待つ意識になるとは言えますが、
根本的な解決にはならないことが多く

ボールをとらえる感覚=リリースのタイミングについて修正していく必要があると言えます。

あ、ちなみに、往年のアニカ・ソレンスタムや、デービット・デュバルのような
ルックアップとは、また別物と言えると思います。