練習とは何かという事をよく考えます。
やはりその方のステージに合わせた練習が必要ですが、
初心者と上級者が同じ練習でいいかというと違いますが、
同じように必要な練習もあります。
それは、原理原則の練習です。
上級者の方ほど、基礎が大事と
幾度となく痛い目にあってわかっているので
基礎練習を大事にします。
できるとわかっていても維持、メンテナンスのためにします。
練習場で見かける初心者の方の練習は、
とにかく打って打って打ちまくり
いい球が出たら、『わかった!』『もうつかんだ!』
などと盛り上がり、しばらくするとまたうまくいかない、という繰り返しです。
うまくなるために練習するのですから、
うまくいくかどうかわからないフルショットばかりを打つのではなく、
まずは小さな振り、距離にして30ヤードでいいので、
クラブの重さを感じる腕の状態、そしてその腕とクラブをより大きな筋肉で扱う、
振り子をイメージしていいリズムでボール付近を通過する、
そういった感覚を練習しましょう。
『クラブの重さ』を感じ
『フェースの向き』『軌道』『加速のタイミング』
といった原理原則を練習したいです。
地味ですが、それを積み重ねると今は果てしないと思える、
プロのようなショットに到達します。
やみくもにやっていっても到達できません。