スポーツを上達させたいなら、
まずは自分の体を自分が思うとおりに動かす訓練から始めた方が早い
これは、武井壮さんが言っているのですが、
例えば、鏡の前に立って目をつぶり、両手を肩の高さに上げる。
目を開けてみて、寸分狂わず、両手とも同じ高さに上がっている人はいない。
自分ではそうしているつもりでも、実際に動かした客観的な結果は違っている、
つまり、自分の身体ですら自分の思うように動かせていない。
という事なんです。
これをゴルフに置き換えると、更に大きく現実と意識のギャップが生まれます。
スイングの時間はごくわずかで、その間に身体が止まった状態から右向いて左向く、
それだけでもずれは生じるのに、ましてや長いクラブの先端についた重みはもっとずれる。
では、どうすればいいか、
クラブを中心に考えてやるのです、
クラブのタイミングに自分をあわせてやるのです。
それには、リズムやテンポがすごく強力なツールになりますし、
身体は開きやすいので、回ろうなどと考えず、
（なぜって体を回すのが目的ではなく、クラブヘッドがいい球を打ってくれる事が目的なので）
右を向いているままヘッドを最後に戻す、というくらいの意識で丁度体とヘッドのタイミングがあってくれます。
連続写真には気を付けて下さい。その形を真似しようとすれば、もっとさかのぼる事が必須です。
ヘッドのタイミング、ヘッドの重さ、
感じてますか？(^^)