左ひじはずっと伸ばしておこう、

左ひじをピンと張って、

左ひじが曲がらないように

という事がゴルフスイングの重要なセオリーかのように
まことしやかに伝搬してるのか。

この事態が非常に混乱を招いていると感じる事がありす。

体に関してのアドバイスの一つ一つが、何の為にそれをするのか、という事が抜けてしまっては、いつしかそれ自体が目的になってしまって、別のミスの原因になってしまう事だって考えられます。

何の為に左ひじを伸ばすのか、

インパクトまで円弧の半径が変わらない為?
より大きな円弧の軌道を作る為?
見た目がきれいだから?
腕の伸張を使ってその反動で戻す為?

いずれももっともらしく聞こえますが、
肝心のヘッドの振りをさしおいて達成すべきことではありません。

左ひじは身体の回転を伴ってテークバックが起こった結果として
伸びるのは望ましいけれど、
伸ばすことが目的になっては、弊害を生んでしまいます。

特に体の固い人は絶対に伸ばそうとしないでほしいですし、
腕の振りが上手くいってない人には、腕の重みや柔らかく右肘をたたむためにも
曲げるくらいの感覚でもいい時もあると思います。

肘を痛める事にもつながると思います。

結果として左ひじが伸びるのはいいですが、左ひじを伸ばす事を目的にして、練習しないようにしたいですね(^-^)