振るか、振られるか、
これは、腕とクラブが主語ですが、
腕とクラブを能動的に動かすか、受動的に動かされるか、
という点でスイングを理解していくのがとてもシンプルだと思います。
スイングをできるだけシンプルに考えてほしいのです。
それで行くと、僕は振り方と振られ方をどうお伝えするか、という点を
拘ってお伝えしているという事になります。
詳細は、色々あるのですが、
初心者や、飛ばない人程、この振り方(=ボールの捉え方)をまず理解する必要があり、
それだけで100を切っていく事も十分できます。
でもそれだけでより飛ばそうとしていくと、身体に負担がかかったり、
限界が来たり、曲がりが大きくなったりします。
振り方は、エネルギー感としては40%までくらいでOKでそれ以上のパワーで練習しない方がいいです。
その土台に、少しずつでも振られ方を入れていってもらう事。
その際は、まず腕はほとんど使わない意識で脱力して振られてみて、
飛ばさない中で綺麗に完全にリリースが入るようにまでしてほしいのです。
その域値、と勝手に呼んでいますが、域値がマックスまで上げれた人、つまり完全にリリースが出来る人は、
リリースをセーブしていく事も出来ます。
そうやってヘッドをコントロールする方向に持っていけばいいのです。
最初からクラブに制限をかけまくっている人はヘッドスピードは上がりません。
振られ方を練習していけば、再現性のあるスイングへと大きく近づきます。
70台のゴルフに突入するには、もしくは、いつか70台を出したいと思っている人には
是非チャレンジしてほしいです。ゴルフを長く、身体への負担を少なくしていくためにも。
振り方、振られ方、大きな枠組みで、
今どちらを練習しているか、考えてみるといいですね!